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テーマ展示1「鳥取いなばのお盆料理」
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鳥取いなば地方のお盆には、そうめん、小豆をつかった料理(小豆ごはん、ぼたもち、いとこ煮、赤飯など)、煮物などがよく出されます。
JA鳥取いなば女性会のご協力で「海に近い地域」「山に近い地域」のお盆料理を出していただきました。海と山で違いがはっきりとありました。
鳥取・国府・福部・岩美・気高・鹿野・青谷といった支部がある「海に近い地域」では、ところてん(心太)、いぎす、刺し鯖が並びます。
郡家・船岡・河原・八東・若桜・用瀬・佐治・智頭といった支部がある「山に近い地域」では、山菜の煮物、手づくりこんにゃく、豆腐などが並びます。
さらに鳥取市周辺ではお供えが「水のみ」ということでした。
ご先祖さまを迎え、親族で供に食すお料理に表われる地域の差。きちんと食文化を守り伝えてきた食の豊かさが、お盆料理に浮かび上がっていること感じさせられました。
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テーマ展示2「おいしさを封じ込める冷凍保存の知恵公開」
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鳥取いなばは野菜をはじめ生産物が豊富な土地です。消費地への出荷・地域での消費はもちろんですが、とれたものを上手に冷凍保存する知恵が多くありました。当日出された知恵も含め、93点もの知恵が集まりました。ほんの一部ですがご紹介します。
| たけのこ |
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味つけをし、そのまま冷凍。自然解凍して食べる。 |
| しょうが |
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煮てから冷凍。 |
| ふき |
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きゃらぶきにして冷凍。 |
| トマト |
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湯むきして皮を取りひと口大にカット。ボイルしてビニール袋で。
自然解凍か、そのまま料理に使う。 |
| 里芋 |
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皮をむき固めにゆでる。冷まして冷凍。冷凍のまま料理に使う。 |
| 大根 |
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佃煮風に煮て、小袋に分けて冷凍。自然解凍して食べる。 |
| あずき |
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袋に入れ1週間ほど冷凍。虫がつかなくなる。 |
いかがですか?生産者ならではの知恵の数々には、本当に驚かされることがあります。今後も、さらなる知恵を収集し、ご報告できる機会があるかと思っています。 |
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勇壮な和太鼓の演奏でイベントはスタート
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静かな響きが少しずつ力強さを増し、会場全体にダイナミックに響き渡ります。鳥取市立富桑小学校5、6年生のみなさんの和太鼓演奏に大きな拍手がわいたオープニング。開会あいさつでは鳥取市副市長 深澤義彦氏から「鳥取の食を見直し、また全国へ発信できるすばらしい機会になることを願っています」、JA鳥取いなば代表理事専務 前家直樹氏から「生産者らしい食べ方を知ってもらえる催しになってほしい」との期待が、来場された方々に伝えられました。 |
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いなばのすてきな食ワールド1「食べものの力をひきだす台所の技・大集合」
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NHK「きょうの料理」の講師・渡辺あきこさんによる鳥取いなばの野菜やらっきょうをつかった料理「ラタトュユ」「たたきキュウリの浅漬け」「トマトのサラダ」「ピンチョス」がステージで紹介されました。会場の方々に話しかけながらのクッキング。ご覧の方々からは「こんなおしゃれになっちゃうのね」「今夜つくってみようかな」と声が聞こえてきました。いい香りがしてきたころには試食タイム!ほんの少しずつですが、会場のみなさんに食べていただきました。
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JA鳥取いなば15支部から287品の家庭のおいしさが結集
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鳥取・国府・福部・岩美・気高・鹿野・青谷・郡家・船岡・河原・八東・若桜・用瀬・佐治・智頭。15支部のJA女性会のみなさんが持ち寄った「いまの鳥取いなばの家庭料理」が展示されました。らっきょう、甘長とうがらし、大根、しいたけ…と使っている食材ごとに分けられ、その総数は287品にも。
「こごみって何?」と食材をお母さんに訪ねるお子さん。「こんな料理の仕方もあるのね」「他の野菜でもアレンジできるかも」と話し合う方。つくった本人にレシピをさらに詳しく聞いている方など、みなさん興味津々でした。
NHK「きょうの料理」の講師・渡辺あきこさんも「このお味噌は手づくり!すごいことですよ」「このメニュー、わたしもつくってみたい」「手の込んだお料理、愛情のこもったお料理、それこそがご馳走なんです」と会場をまわりながら解説されました。 |
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いなばのすてきな食ワールド2「子どもたちに何を残しますか?」
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287品の鳥取いなばの家庭料理を見て刺激をうけた渡辺あきこさん。いっしょにつくってみましょうとミニ・クッキング・ステージでJA女性会の3名の方と料理講習会をスタート! |
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岩美支部の山本克美さんはお姑さんから「つくりんさい!!」と教わったという「ところてん」を披露。てんぐさの選び方、さらし方の大事さ、煮出し方などを細かく教えてくれました。この地域では“しょうが醤油”でいただくことが多いそうです。「お子さんも見ていると『やってみたい』と必ず言いますから、お母さん方は、ぜひつくってみてくださいね」とのことでした。 |
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智頭支部の佐々木雅代さんは「お盆やお客さんが大勢集まるときは必ずつくっています」という「柿の葉すし」を披露。塩ますを冷凍すると調理しやすい、山椒の実をはさむと良い、ふわっと握るのがコツ、砂糖1kg袋を重し代わりに使って押して味をなじませる、など家庭の知恵を教えてくれました。
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鹿野支部の永原千津子さんは「山に入って採ることから始める」という「ぜんまいの白あえ」を披露。天日で干すとき2日間で3回は“もんで”やわらかくなるようにする、茹でるときは緑色が戻るまでしっかり茹であげる、白あえのごまは粗くいる方がおいしい、など丁寧な手のかけ方を見せてくれました。
渡辺あきこさんも「鳥取いなばは食文化のレベルが本当に高いと思います。レシピだけでなく、つくっているプロセスを写真などで残しておくのも良いのではないでしょうか」と感心していました。 |
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子どもワークショップ「行事食(ぎょうじしょく)って、なんだ?」
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鳥取短期大学生活学科講師・横山弥枝先生による行事食の説明が、ステージで始まりました。子どもたちにも馴染みのある「おひなさま」「たんごの節句」「お盆」「お正月」などを例に、行事の意味合いと食事にこめられた願いなどを、子どもたちが熱心に聞きいっていました。ひな祭りに食べる「おいり」、5月のちまきに砂糖を入れるなど鳥取いなば独特の食習慣に「他県では、食べていないの?」と不思議がる子どももいました。また、鳥取いなばの盆踊り「しゃんしゃん傘踊り」の説明のときには「うちのお父さん、おどったことある!」と可愛い声があがり、みなさんが微笑む場面も。
次に子どもたちはステージに上がり、お盆にかかせない「きゅうりの馬・なすの牛」づくりに挑戦。立つようにバランスを取るのがむずかしかったり、すんなり上手にできる子がいたり、鳥取短期大学の学生のみなさんに手伝ってもらいながら、たのしく工作することができました。
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「食のみやこ鳥取 大クイズ大会」
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鳥取いなばの食に関する三択でのクイズ。地元の方、大阪から来てくれた子どもたち、多くの方が参加してくれました。鳥取の県花(二十世紀梨の花)、二十世紀梨の旬(8月下旬〜9月中旬)、甘長とうがらしの旬(5月〜8月)、話題の深海魚の名前(ばばちゃん/タカナゲンゲ)、あずきを冷凍すると何が良いか?(虫がつかなくなる)、二十世紀梨と幸水をかけあわせた梨(秋栄・あきばえ)などが出題されました。最後まで残った方々には、ずっしりと重くて甘いピオーネがプレゼントされ、みなさん笑顔で受け取られていました。 |
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今回の「元気な食をいただきます。〜鳥取いなばの食ぢから〜」には、1279名の方々にご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じることができました。農産物の生産者と消費者が「いまの家庭料理」を通して交流し、一緒により良い食の環境を作れるよう『食と地域を考えるフォーラム』では活動を続けていきます。
「鳥取いなばの食ぢから」は2008年10月には大消費地・大阪に向かい、さらなる交流および知恵の結集を予定しています。お近くのみなさまも、開催の際には是非ご参加ください。 |
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●主催:食と地域を考えるフォーラム委員会(NHKエデュケーショナル、読売新聞社、JAバンクアグリ・エコサポート基金)
●共催:NHK鳥取放送局
●後援:内閣府、文部科学省、農林水産省、鳥取市、鳥取市教育委員会、JA鳥取県中央会、JA鳥取いなば、日本海テレビ
●特別協賛:JAグループ |
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「食べもの」は体と心の健康をつくり、明日へむかう力を生み出します。「食べ方」には家族や地方それぞれの記憶があります。食の生産地と消費地をおいしさで結び、交流の和をひろげることで、日本各地の伝統・いま・これからの食を語り合い、確認し、新たな豊かさへつなげていきます。 |
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