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南さつまの調味料ワールド1「さつま・農と食の結合!らっきょう入り黒豚味噌開発ストーリー」
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先人からの伝統の味をしっかり守り伝えている南さつま。若いパワーも伝統をもとに、イベントで大活躍。県立加世田常潤高校の生徒さんによる「らっきょう入り黒豚味噌」開発のプレゼンテーションが行われました。
もともと有機生産科で黒豚を育て、黒豚味噌の缶詰をつくっていた加世田常潤高校。平成17年に農業クラブの活動でさらなる開発品をつくれないかと話しあい、学校の近くで生産されている「吹上浜砂丘らっきょう」の規格外品を上手に活かすという試みがスタートしました。らっきょうを入れる量、切り方のちがい、味のバランスなど何度もチャレンジ。成分分析や品質検査を受け、納得できるものが出来るまでに約3年かかりました。平成20年に「南さつま市ふるさと産品コンクール」で見事に南さつま市長賞を受賞。ふるさと認証食品となり、今では鹿児島市内のホテルやデパート、ドルフィンポート、東京・池袋の百貨店などで販売されています。
会場には、県内の高校がつくる豚味噌の缶詰やみそ加工品アラカルトの解説ボードなども展示され、それぞれの地元の食ぢからが若い人たちへしっかり受け継がれていることをアピールしました。
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南さつまの調味料ワールド2「南さつま 新鮮食材と調味料の素敵な関係」
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郷土の味をつくるのは、食材と、知恵と、そして調味料。
南さつま地方には、味噌をつかった料理がたくさんあります。
湯のみに味噌・鰹けずり節を入れ知覧茶をそそいだ「茶節」。さわやかで鰹出汁の香りが高くスタミナもつく、南さつま独特のものです。使われる味噌は「麦味噌」。
NHK「きょうの料理」講師・渡辺あきこさんの提案で、南さつまの食材でさまざまな味噌を使った料理をつくり、食べ比べ。八丁味噌で「焼きナスの赤出しみそ汁」、信州味噌で「みそドレッシング」、西京味噌で「豚の西京漬け」をつくり、加世田常潤高校のみなさんが麦味噌でつくったものと食べくらべます。
「ふだん食べ慣れている麦味噌の方が好き」「八丁味噌は初めてだけど、おいしいんですね」「なんだか不思議(笑)」との声に渡辺あきこさんは「同じ素材、同じ料理でも、味噌を変えることでひと味ちがうものになり、バリエーションも増えます。ぜひご家庭でも味噌の使い分けをして、おいしさを広げてください」と提案がありました。
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太鼓の音で、さつまの小京都・知覧のイベントはスタート
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イベントは中高校生を中心とした知覧武双太鼓「暁」の演奏でスタート。「心に響く和太鼓」をモットーに活動をつづけ「練習後はおなかがすいて、みんなすごく食べます」「いも天が大好き」と言うだけあって、その演奏は迫力満点。
開会あいさつではJA鹿児島県信連専務・南之園政美氏から「食は一日三度、毎日のこと。なにより安心安全が一番。南さつまの豊かな食材、豊かな家庭料理を見直すよいイベントになるはずです」、JA南さつま代表理事組合長・塗木敏治氏からは「地元で農産物をつくっている人は、バラエティある食べ方をしている。それを、もっと紹介せんといかん。都会の親戚にも口コミで広めてほしい」と南さつまの食ぢからへの熱い期待を語ってくれました。
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伝えたい!南さつまの味と知恵
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講師・渡辺あきこさんと地元の方による伝統料理の実演ステージ。JA南さつま枕崎支所の久木田ツヤコさんは、冬は生大根、夏は切り干し大根を入れるという「豚骨と里芋の煮物」のつくり方を。お孫さんが「運動会には必ず持ってきて」とリクエストする、スタミナもつく一品です。川辺支所の上野絹子さんは「酢ごぼう」を紹介。惣菜だけでなくお茶請けにもぴったり「冷蔵庫なら3ヶ月はもつけれど、いつもその前になくなる(笑)」とのこと。加世田支所の清木場みどりさん・末永りか子さんは道の駅でも好評発売中の「きんかんふくれ」を披露。「生地をつくるときに、少しだけ酢を入れるのが秘密のポイント」だそうです。知覧支所の菊永マサコさん・黒木ヒサヨさんは「とりずし」を披露。「もともとは男の料理」という由来も語りつつ、こしらえてくれました。
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JA南さつま4支部から305品の家庭のおいしさが大集合
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加世田・川辺・枕崎・知覧のJA女性部のみなさんが持ち寄った「いまの南さつまの家庭料理」が展示されました。さつまいも、ニガウリ、かぼちゃ、知覧茶、らっきょう…と使っている食材ごとに分けられ、その総数は305品にも。
「レシピカード出力サービス」コーナーでは、すぐにでもつくってみたいレシピを出力してもらう方々が多くみられました。
さらに会場である南九州市知覧体育館で普段からスポーツを楽しまれている方たちも多く来場。県立薩南工業高校・生活科学科のバトミントン部のみなさん18名は「いつも食べているものもあるけど、初めてのものもあって勉強になります」「これだけ並ぶと、すごい迫力」「うちのおばあちゃんの得意な料理があった」と興味津々で会場をまわっていました。
講師・渡辺あきこさんも「特徴的なお料理が多くて、南さつまの食文化のすばらしさを感じますね。私も本当にいい勉強になります」と感心しきりでした。
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テーマ展示「南さつまの行事食」
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その土地の文化・風習を、おいしさとともに伝えてくれる行事食。
さといもの煮物、豆の煮物、酢の物など滋味あふれる品々が並ぶ「正月膳」。農作業が忙しくなる前、ごちそうで心の和を結ぶ「おでばい弁当」。精進料理を基本としつつ夏らしい贅沢さもある「お盆料理」。静かに秋の夜を過ごすにふさわしい「お月見膳」。これら4つの行事食が伝統的な飾りつけとともに並びました。
つくってくれたのは『あわんめしの会』のみなさん。会長の鮎川ゆり子さんは「行事食に限らずどんな家庭料理も、伝えてきてくれた人たちの知恵のかたまり。教えてもらい受け取らせていただいた私たちには、次の人たちへ手渡していく責任があると思うのです」。「会では枕崎市周辺の何百人もの方々にお話をうかがって、枕崎の食文化をまとめた小冊子をつくりました。同じ料理でも海辺と山の方では呼び方がちがいます。かからんだんご、かっからんだご、ぱっぱらんだんご、くわっくわらんだご…(笑)。足でまわって集めると、『食』っておもしろいなぁと思うんですよ。ふだんは気にもしない家庭料理に、こんな違いがあった、と。小さな差を見過ごさず、ちがいを大切にして認め合って、未来へつなげていきたい」と話してくれました。
料理のむこうに南さつまの暮らしぶり・土地や作物との関わりが見えてきて、同時に懐かしさも感じさせてくれるテーマ展示でした。
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今回の「元気な食をいただきます。南さつまの食ぢから」には、1780名の方々にご参加いただき、さまざまな発見と出会いもあり、盛況のうちに幕を閉じることができました。農産物の生産者と消費者が「いまの家庭料理」を通して交流し、一緒により良い食の環境を作れるよう『食と地域を考えるフォーラム』では活動を続けていきます。
「南さつまの食ぢから」は2009年2月には九州一の大消費地・福岡に向かい、さらなる交流および知恵の結集を予定しています。お近くのみなさまも、開催の際には是非ご参加ください。
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●主催:食と地域を考えるフォーラム委員会(NHKエデュケーショナル、読売新聞社、JAバンクアグリ・エコサポート基金)
●共催:NHK鹿児島放送局
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内閣府、文部科学省、農林水産省、南九州市、南九州市教育委員会、JAブループ鹿児島、JA南さつま、鹿児島読売テレビ
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●特別協賛:JAグループ
●協力:鹿児島県立加世田常潤高等学校 |
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「食べもの」は体と心の健康をつくり、明日へむかう力を生み出します。「食べ方」には家族や地方それぞれの記憶があります。食の生産地と消費地をおいしさで結び、交流の和をひろげることで、日本各地の伝統・いま・これからの食を語り合い、確認し、新たな豊かさへつなげていきます。 |
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